夜中に何度も目が覚める・・・「中途覚醒」とは?

睡眠中に何故か目が覚めてしまう「中途覚醒」。

何度も目が覚めてしまって寝た気がしない、疲れがとれない、という経験がある方も多いかもしれません。

今回は「中途覚醒」の対処法などを紹介していきます。




中途覚醒とは?

中途覚醒とは、不眠の症状の1つで眠っている間に途中で目が覚めて、そのあと寝つけなくなってしまう症状のことを言います。

ただし、『尿意をもよおした』『のどが渇いた』など、理由があって目が覚めるのは異常なことではないので、中途覚醒には入りません。

一晩に2回以上目が覚め、そのあと寝つけなくなることが週3回、3ヵ月以上続く場合は「不眠症」の可能性が高いです。

途中で目が覚めてしまうので、十分な睡眠がとれず、日中に激しい睡魔に襲われ、集中力が低下します。

そもそも「覚醒」とはどういう状態なのか?

「覚醒」とは、脳が目覚めて意識がはっきりとしている状態のことを指します。

脳が活発に活動している状態や、自律神経の変動が大きい状態、全身の代謝が高まっている状態のことを言います。

人間の脳には、大きく分けて「覚醒」と「睡眠」という2つの状態があり、それぞれが交互に訪れることで、『目が覚める』『眠くなる』という生体リズムが成立しています。

「覚醒」は脳を活性化させ、心身を活動状態に導く為、意識がはっきりとします。



中途覚醒の原因

中途覚醒を引き起こす原因はさまざまですが、睡眠サイクルや、ホルモンバランスなどが原因であると言われています。

睡眠サイクルには「大きくレム睡眠」「ノンレム睡眠」の二つの睡眠が上手く重なり合って交互に起こります。

平均的に90分周期で交代すると言われていますが、人によっては90分周期や100分周期の方も多く少しずつずれています。

このレム睡眠時に中途覚醒は起こりやすいです。

レム睡眠時は身体が休んでいて、脳は覚醒しているので、眠りが浅く、外的要因によって目が覚めてしまいやすい状態です。

中途覚醒は生活習慣だけではなく、「睡眠時無呼吸症候群」などの病気が関係している場合もあります。

睡眠時無呼吸症候群は呼吸が何度も止まってしまうので、目が覚めてしまいます。

他にも、脚がむずむずしてくる「むずむず脚症候群」や、脚がぴくっと動く「周期性四肢運動障害」などの病気の可能性がもあります。

また、アルコールの摂取が原因の場合もあります。

お酒を飲むと体内の温度が上昇するため、深い睡眠をとることができなくなります。

その結果、中途覚醒を引き起こします。

中途覚醒の対処法

眠れないことを認識し始めると、眠れないこと自体が不安や恐怖の素因となり、さらに覚醒状態になってしまいます。

ですので、不安や心配事を早めに解決することが大事です。

起きるたびに時計を確認したりしていると、「また起きてしまった」と意識してしまい、余計眠りにつくことができなくなってしまいますので、時間や起きた回数は気にしないようにしましょう。

また、寝る環境を変えてみるのも良いかもしれません。

寝床の場所や枕を変えてみるなども効果的なようです。

他にはホットミルクもオススメです。

ホットミルクにはトリプトファンという物質が豊富に含まれていて、このトリプトファンが眠りの質を高めることができる成分であるメラトニンに変換されます。

メラトニンの分泌量を増やすと、眠りやすくすることができます。


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