「黄金州の殺人鬼」と言われていた男 30年越しに逮捕

4月25日、1970~80年代にカルフォルニア州で起きた連続殺人事件などに関与したとして、元警察官の男が逮捕されました。



「黄金州の殺人鬼」30年越しの逮捕

米カリフォルニア州サクラメント郡の検察当局などは25日、1970〜80年代に起きた連続殺人・強姦事件などに関与したとして、元警察官の男を逮捕したと発表しました。

少なくとも12人が殺され、45人以上がレイプ被害に遭い、100件以上の強盗被害があったと報じています。

犯人は当時「黄金州(カリフォルニア州)の殺人鬼」と呼ばれていました。

当局の発表によると、男は州都サクラメント近郊のシトラスハイツに住むジョゼフ・ジェイムズ・ディアンジェロ容疑者(72)。

1973年~79年に警察官を務めていました。

同州では70年代半ばから80年代半ばまで、レイプの末に殺される事件が相次いでいました。

しかし、80年代半ばを最後に足取りは途絶え、事件は迷宮入りしかけていたといいます。

同州では、重犯罪の容疑者のDNAをデータベース化して保存していました。

今回、このデータベースに残されていた男のDNAが決め手となり、30年越しに逮捕につながったといいます。

検察は今後余罪を追及するとしています。

今年2月には、事件を追い続けた女性の本が出版され、話題になっていました。

地元検察は記者会見で「この本が再び事件への関心を高めたが、直接の逮捕の手がかりになったわけではない」としています。

容疑者について

当時米連邦捜査局(FBI)の指名手配ポスターに掲載された「黄金州の殺人鬼」の似顔絵です。

地元紙によると、ディアンジェロ容疑者はサクラメント近郊のシトラス・ハイツ市内で娘と孫娘の2人と同居していました。

同容疑者には万引きの容疑がかけられ、1979年にオーバーン警察署から免職されたといいます。

同容疑者は1973~76年にかけてカリフォルニア州エクセターでも警察官として勤務していて、いくつかの犯罪は当時起きたものだと、警察は説明しました。

被害者家族

連続強姦事件で1976年10月に5人目の被害者となった、ジェーン・カーソン=サンドラーさんは米紙アイランド・パケットに対し、容疑者が逮捕されたことを、25日に届いた捜査当局からの電子メールで知ったといいます。

サンドラーさんは「今朝知ったばかりなんです。喜びにあふれています。涙が出て、ずっと泣き続けています」と語りました。



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする