【知らなかった】改名したら大ヒットした商品

それまで売上が伸び悩んでいた商品が、名前を変えたら大ヒットしたということがあるようです。




「缶入り煎茶」→「お~い、お茶」

1984年に商品化された伊藤園の「缶入り煎茶」は売上を伸び悩んでいました。

当時『お茶はタダで飲むもの、買って飲むものではない』という認識が強く、小売り店や消費者には抵抗感が強くあったようです。

そこで、駅のホームで弁当と一緒にプラスチック容器入りの緑茶が売られていることに目をつけ、弁当店や当時増え始めたコンビニエンスストアに販売を求めたそう。

こうして取扱店舗は増えたが、まだまだ売上は伸び悩む状況でした。

そして『「煎茶」の読み方が分からない』という問い合わせがあった為、大学生に『日本茶はなんと呼ぶか』というアンケートをとったそうです。

その結果1位が「緑茶」でした。

そこで消費者が持つ緑茶のイメージ『家庭的なぬくもりと日常性』を感じさせることができる商品名を考えていたところ、1970年代にCMに出演した俳優が『お~い、お茶』と口にしたことから改名されました。

一気に大ヒットし、売上は前年度の2倍の40億円になりました。

「モイスチャーティッシュ」→「鼻セレブ」

鼻セレブはダブル保湿と天然由来スクワラン配合という高機能を売りにした商品です。

発売当初は「モイスチャーティッシュ」という商品名で販売していましたが、売り上げは伸び悩んでいました。

保湿ティッシュの市場シェアは全体の6~7%程にとどまっていました。

そこで名前を「鼻セレブ」にし、箱のデザインも変えたところ、売り上げが4倍近くになったそうです。

モニター調査でこの商品が使われるのは鼻、特に花粉症などでつらい時期だということが分かり、鼻を前面に出しつつ、かわいいと思えて少しでも癒やされるようにということで白い動物のパッケージになりました。



「WEST」→「BOSS」

今や缶コーヒーでお馴染みの「BOSS」ですが、当初の商品名は「WEST」でした。

1987年に発売された「WEST」は売れ悩んでいました。

そこで、1992年に商品名を「BOSS」と新しくしたところ、大ヒットしました。

今や缶コーヒーの中で不動の位置を保っています。

この「BOSS」というネーミングは働く男だったら誰もが憧れ、一度は呼ばれてみたい愛称という由来だそうです。

「BOSS」の初代のCMタレントは矢沢永吉さんで、見事にコンセプトに当てはまっていますね。

「三陰交をあたためるソックス」→「まるでこたつソックス」

2013年に靴下メーカーの岡本から「三陰交をあたためるソックス」という靴下が発売されました。

三陰交は、足のくるぶしの指3本分ぐらい上にあるツボで、刺激すると冷えに効くと言われています。

冷え対策の靴下として、明治国際医療大学と共同開発した特許技術の温熱刺激を使い、商品化されました。

冷えに悩むシニア世代をターゲットに発売しましたが、売れ行きは不調でした。

当時の担当者が打ち合わせの中で『まるでこたつみたいだね』と発したことから「まるでこたつソックス」という商品名に解明されました。

改名したことで売上は17倍以上になり、人気商品へと成長したそうです。


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